PhraseVault® は、定型文を自分で管理するデータベースに保存するオフラインの定型文ツールです。定型文のアップロードや利用状況の送信は行わず、クラウドアカウントも不要です。ローカル保存はGDPR(EU一般データ保護規則)への対応を検討する際に役立ちますが、適合性は個人データの保存・共有・利用方法によっても変わります。
定型文のデータはどう扱われますか?
- ローカル保存 — 別の保存先を選ばない限り、ライブラリはパソコン内のデータベースファイルに保存されます。
- 利用状況の送信なし — よく使う定型文を上に表示するための使用回数は、データベース内に記録されます。開発元には送信されません。
- アカウント不要 — アプリの利用に登録やログインは必要ありません。
- オフライン対応 — 作成、検索、挿入、ライセンスキーの確認にインターネット接続は不要です。
- ソース公開 — ライセンス所有者は office@spqrk.net へのメールと秘密保持契約の締結により、ソースを請求できます。
Windowsでは Ctrl+.、Macでは Cmd+. を押して定型文を検索し、Enter を押すと挿入できます。略語を覚える必要はありません。貼り付けにはクリップボードを使い、その後のデータの扱いは貼り付け先のアプリによります。クラウドサービスに貼り付ければ、そのサービスが文章を送信する場合があります。
共有やPIN保護を使う場合は?
データベースは、自分たちで管理するネットワークドライブにも置けます。ただし、DropboxやOneDriveなどの同期フォルダに置くと、そのサービスがファイルをアップロードする場合があります。ローカルで運用するには、同期対象外の保存先を選んでください。
PIN保護は、選んだ定型文の本文を暗号化します。データベース全体の暗号化ではなく、名前は表示されたままです。PINを忘れると保護された本文は復元できません。詳しくはPIN保護をご覧ください。
コマンドラインはどうなりますか?
初期状態ではオフのオプションのコマンドで、シェルコマンドを実行するスクリプトやAIエージェントがライブラリを使えます。有効にする場所は 設定 → セキュリティ → コマンドラインとAIエージェント です。確認では、オンにすると、あなたとして動くどのプログラムもコマンドラインから PhraseVault を使える、と案内されます。
コマンドは、このパソコン上のアプリと通信します。Windows ではローカルの名前付きパイプ、Mac では Unix ソケットです。ネットワークポートは開かず、アカウントも不要です。PhraseVault が返した文章をどこかへ送ることはありません。ただし、起動したAIエージェントが、その文章を自分の提供元へ送ることはあります。詳しくはコマンドラインの説明をご覧ください。
ローカル保存はGDPR対応にどう役立ちますか?
ローカル保存なら、クラウド保存のためにライブラリをソフトウェアの提供元へ渡す必要がありません。ただし、保存する個人データ、アクセスできる人、貼り付け先は自分たちで管理する必要があり、これらもGDPRへの適合性の検討に含まれます。
医療機関、法律事務所、行政機関、金融機関、ネットワークが制限された職場などで役立つ方法です。医療と法律業務のガイドには利用例があります。接続の要件はオフラインでの利用をご覧ください。
ウェブサイトや購入時のデータは?
PhraseVaultはオーストリアで開発されています。ウェブサイトや支払いに関するデータの扱いは、ライブラリとは別にプライバシーポリシーで説明しています。ライセンスの購入はブラウザ上のStripeで行います。アップデートを確認を選ぶとウェブページが開き、アプリのバージョンが伝わりますが、定型文は送信されません。Windowsやインストールに使うサービスには、それぞれのデータ収集方針があります。
PhraseVaultを試す
14日間無料で試せます。クレジットカードやアカウントは不要です。Windows 10以降(x64)と、Apple Silicon搭載のmacOS 13以降に対応しています。 Linux(x86_64)にも対応し、Hyprland を使う Omarchy と Arch 向けです。自動貼り付けと呼び出しのショートカットには Hyprland が必要です。他のディストリビューション向けの AppImage は、動作を保証しない参考提供です。