はい、バージョン2.5.0以降、PhraseVault®には一括操作に対応したインポート・エクスポート機能が標準搭載されています。外部ツールは不要です。
フレーズのインポート
Settingsを開き、Import / Exportセクションに移動します。**「Import Phrases」**をクリックしてファイルを選択してください。対応フォーマットは3種類です:
-
PhraseVault JSON(
.json)— ネイティブ形式。すべてのフレーズタイプと書式を保持します -
TextExpander CSV(
.csv)— BeeftextやPhraseExpressのエクスポートにも対応 -
Espanso YAML(
.yml/.yaml)— トリガー、コンテンツ、フォームフィールドをインポート
ファイルを選択するとプレビューダイアログが表示されます。新規フレーズの件数、既存フレーズとの競合件数、スキップされる項目が一覧で確認できます。競合がある場合は、フレーズごとに上書きまたはスキップを選択できるほか、一括操作ボタンですべての競合をまとめて処理することも可能です。
自動変換される構文
他のツールからインポートする際、PhraseVaultは各ツールの構文を自動的に変換します:
-
入力フィールド — TextExpanderの
%filltext:name=Name%は{{input:Name}}に変換 -
テキストエリア —
%fillarea:name=Notes%は{{textarea:Notes}}に変換 -
ドロップダウン —
%fillpopup:name=Color:Red:Blue%は{{select:Color=Red,Blue}}に変換 -
日付・時刻マクロ — 一般的な日付パターンは
{{date}}または{{time}}に変換 -
クリップボード —
%clipboardは{{clipboard}}に変換 -
Espansoフォーム —
[[fieldname]]は{{input:fieldname}}に変換
フレーズのエクスポート
SettingsのImport / Exportセクションには、2つのエクスポートオプションがあります:
- 「Export All Phrases」 — フレーズライブラリ全体を保存
- 「Export Current Results」 — 現在の検索フィルターに一致するフレーズのみを保存
エクスポートはPhraseVault JSON形式で保存されます。任意のPhraseVaultにインポートし直すことができるため、チームメンバーとのフレーズ共有やバックアップに便利です。
上級者向け:データベースの直接編集
インポート・エクスポートでは対応できない高度な一括操作が必要な場合は、DB Browser for SQLite(無料・オープンソース)を使ってSQLiteデータベースを直接編集できます。
- 編集前にPhraseVaultを完全に終了する
- PhraseVaultで**「Help」>「Show Phrase Database File」**を開き、データベースの場所を確認する
-
.sqliteファイルをDB Browserで開く - **「phrases」**テーブルを編集する
- 変更を保存してPhraseVaultを再起動する
重要: 直接編集を行う前に、必ずデータベースをバックアップしてください。
ヒント:SQLクエリにAIツールを活用する
複雑な一括操作のSQLはChatGPTなどのAIツールに生成してもらうと便利です。以下のプロンプトをご活用ください:
PhraseVaultのSQLiteデータベースに対して一括操作を行いたいです。テーブル構造は以下のとおりです:
CREATE TABLE "phrases" ( "id" INTEGER, "phrase" TEXT, "expanded_text" TEXT, "type" TEXT DEFAULT 'text', "usageCount" INTEGER DEFAULT 0, "dateAdd" DATETIME DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP, "dateLastUsed" DATETIME DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP, "short_id" TEXT, PRIMARY KEY("id" AUTOINCREMENT) );[やりたい操作をここに記述してください]