定型文ツールは、返信や署名など、よく使う文章を保存して必要なときに挿入できるソフトです。略語を入力すると自動で展開するものもありますが、PhraseVault® は検索で呼び出すため、略語を覚える必要がありません。Windowsでは「Ctrl+.」、Macでは「Cmd+.」で検索画面を開き、文章を探して Enter キーを押すと、作業中のアプリに貼り付けられます。
オートテキスト、テキスト展開、定型文はどう違いますか?
どれも文章の再利用に関わる言葉ですが、呼び出し方や使える場所が異なります。
オートテキスト
Microsoft Wordのオートテキストは、Word内で文章を保存して再利用する機能です。Windows版Wordではクイックパーツの一覧から選んで挿入できます。文書作成には便利ですが、ブラウザやチャットに直接挿入する機能ではありません。
テキスト展開
短い略語を入力すると長い文章に置き換わる方式です。たとえば、;sig で署名を挿入します。TextExpander®、PhraseExpress®、Espansoはこの方式に対応しており、毎日使う略語なら素早く入力できます。
PhraseVaultでは、名前や保護されていない本文の言葉で検索します。長い返信やたまにしか使わない文章も、略語を暗記せずに呼び出せます。
定型文とライブラリ
定型文は、保存して繰り返し使う文章そのものを指します。返信、段落、契約の条項などを集めたものが定型文ライブラリです。呼び出し方はツールによって異なり、略語、検索、メニューなどがあります。
PhraseVaultはデータベースごとに一覧を持ち、よく使う定型文を上に表示します。必要なら一つの定型文にラベルを複数付け、フィルターで一覧を絞れます。フォルダはありません。サポート 返金、サポート 配送のように名前を付けると、関連する文章を検索しやすくなります。チームで同じデータベースを使う場合は、編集が重ならないようにしてください。
OSのテキスト置換
Macのユーザ辞書では、短い文字列を別の文字列に置き換えられます。記号や短い挨拶に便利ですが、書式や入力欄には対応せず、すべてのアプリで使えるわけではありません。Windowsには、アプリを問わず略語を展開する同等の標準機能はありません。Microsoft IMEのユーザー辞書は日本語変換のための単語登録、Win+V はコピーした内容を取り出すクリップボード履歴です。
日付の自動挿入や名前の入力欄が必要な場合は、PhraseVaultの プレースホルダー が役立ちます。
どのアプリで使えますか?
PhraseVaultのようなデスクトップアプリは、通常の貼り付けができるメール、ブラウザ、チャット、エディタ、CRMで使えます。TextExpanderやPhraseExpressもデスクトップ版を提供しており、EspansoはYAMLファイルで略語を設定します。
ブラウザ拡張機能は、対応するブラウザ内で使います。Text Blaze はChrome拡張に加え、WindowsとMacのデスクトップ版も提供しています。WordのオートテキストやMacのユーザ辞書は、それぞれの対応範囲内で使う機能です。
どんな文章を保存すると便利ですか?
サポートの回答、コードのひな形、紹介状、契約の条項、営業メール、請求の案内など、繰り返し入力する文章が候補になります。確認済みの文面を使えば、打ち直しによる誤字を減らし、チームで表現を揃えやすくなります。送信前には、宛先や日付などを確認してください。
PhraseVaultを始めるには?
PhraseVaultはWindows 10・11(x64)と、Apple Silicon搭載MacのmacOS 13以降に対応しています。 Linux(x86_64)にも対応し、Hyprland を使う Omarchy と Arch 向けです。自動貼り付けと呼び出しのショートカットには Hyprland が必要です。他のディストリビューション向けの AppImage は、動作を保証しない参考提供です。定型文はローカルのデータベースに保存され、アカウントやアップロードは不要です。あいまい検索では、名前や保護されていない本文の一部を、語順に関係なく探せます。
まずは 同じ文章を何度も入力しない方法 をご覧ください。定型文ツールの比較 と Macのユーザ辞書との違い も参考になります。
PhraseVaultを14日間無料で試せます。クレジットカードは不要です。